Impermanence of all things
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こんにちは。快晴ですね、すばらしい。休み中に京都へ行ってきました。今回は割と地味目の寺院、お宮を攻めてきました。ちょっと休みずらしたので人も少なめでいい感じでした。そんな中、龍安寺へ行きました。あの石庭で有名な龍安寺です。あの異質な庭、ヤバいです。龍安寺は禅宗のお寺なんですが、全く派手な部分はありませんし、建物も古く赴きはあるもののそんなにお金がかかっているようなイキフンもありません。つーかぼろいくらいです。そこには「やらない美学、飾らない美しさ」があるように思えました。石庭に関しても自由な解釈で感じればそれでいいのです。裸足になり、縁側に横になり贅沢な時間を過ごしました。龍安寺にはもう1つ、「つくばい」という茶室などで使用する水を張る桶があるのですが、そのデザインが素晴らしいのです。「吾れ唯足ることを知る」と記されています。中央の四角形が漢字の口になっていて上下左右の文字と組み合わせると「吾れ唯足るを知る」となるのです。この言葉は禅宗の神髄らしく、おそらく簡単に言えば「満足する事を知っている人は、貧しくとも幸せだし、逆に満足する事を知らない人は、金持ちでも不幸だ」といった感じだと思います。素敵な言葉です。龍安寺をそして本来あったであろう日本の美学を物語っている気がしました。デザインも最高だし、中身もなかなか言えない境地です。僕はまだまだだなと思いました。そして27歳になりました。やらなきゃいけない事がまだまだまだまだまだまだまだあります。足りてない事が多すぎて焦ったりもしますが、視野は広く、やることはタイトに攻めていきたいです。これからもみなさま、よろしくお願いしますね。チャオ。
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